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福島第1原発:2号機の小窓ふさぐ
毎日新聞 2013年03月11日 20時03分(最終更新 03月11日 22時57分)
東京電力は11日、福島第1原発2号機の原子炉建屋上部で、開けっ放しになっていた小窓「ブローアウトパネル」(横6メートル、縦4.3メートル)を金属のふたでふさぐ作業を終えたと発表した。閉止によって放射性物質の外部放出がどの程度抑制できるのかを今後調べる。
小窓は建屋内の圧力を逃がす目的で設置されている。2号機では、隣接する1号機の水素爆発の衝撃で偶然開放。内部の水素ガスが排気され、建屋の水素爆発を回避できたとされている。
2号機からは現在、最大で毎時200万ベクレルの放射性物質が外部に放出されている。東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は記者会見で「できるだけ早く閉めたかったが、周辺線量が高く作業が難航した」と述べた。【中西拓司】
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