東京新聞
燃料全量再処理からの撤退に言及 原子力委の委員長代理
2012年6月5日 14時39分
国の原子力委員会の鈴木達治郎委員長代理は5日の定例会議で、今後の核燃料サイクル政策について「(原発の使用済み燃料の)全量再処理からの撤退を明確化した方がいい。(再処理して取り出したプルトニウムを使う)高速増殖炉の実用化が不確実で、積極的な合理性は見当たらない」と述べた。原子力委員が全量再処理の撤退に言及するのは異例。
鈴木氏を座長とする小委員会は、核燃料サイクル政策の選択肢を検討してきた。鈴木氏は「個人の意見」として、現行の全量再処理からの撤退のほか「福島第1原発の使用済み燃料など、直接処分(地中廃棄)の研究は直ちに取り掛かる必要がある」と提言した。
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この方、
てっきり高速増殖炉の推進派だと思ってたが、ホントは懐疑派もしくは反対派だったんだ。
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