2012年6月4日月曜日

「古賀さん、飯田さん・・・の頑張りをきちんと支えることができなかった僕の力不足です。」(橋下徹ツイター) 大阪府知事松井氏へは???


先に、
橋下氏の「裏切り」でブレーン古賀・飯田氏はハシゴを外されたのか?
という記事で、
橋下氏の「裏切り」を飯田氏はどう合理化したかを見た。

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5月18日以降、ツイッターを停止していた橋下氏が、再開した。

彼のツイッターなど興味もないので、見るのは今回でこれが二回目だが、古賀・飯田氏に対してどんなメッセージを送っているのかを見てみた。

やはり、以下にピックアップしたように、
自らの(大飯再稼動容認という)「裏切り」に対して、古賀・飯田氏(と彼らがかかわったエネルギー戦略会議)に異様なほどに気を遣っているのが窺える。
古賀・飯田両氏の徒労感は察するに余りあるが、まずは関係継続というところか?

(ツイター表示順:逆時系列順)
①13時間 橋下徹 ‏@t_ishin
府市のエネルギー戦略会議が頑張ってくれて、・・・


②13時間 橋下徹 ‏@t_ishin
・・・府市エネルギー戦略会議が頑張ってくれたおかげ。・・・


③14時間 橋下徹 ‏@t_ishin
古賀さん、飯田さんを始めとする府市エネルギー戦略会議の頑張りをきちんと支えることができなかった僕の力不足です。・・・


④14時間 橋下徹 ‏@t_ishin
・・・古賀さん、飯田さんをはじめとするメンバーは頑張ってくれました。・・・


⑤14時間 橋下徹 ‏@t_ishin
・・・府市エネルギー戦略会議は何の権限もないのに、日本全体の電力需給状況、関西の電力需給状況をギリギリまで詰めてくれた。・・・エネルギー戦略会議も全力を尽くしてくれた。


⑥14時間 橋下徹 ‏@t_ishin
・・・古賀顧問、飯田顧問を始めとする大阪府市エネルギー戦略会議が本当に頑張って下さった。・・・

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もう一つ、
今回の大飯再稼動容認では、橋下氏の発言と知事の松井氏の発言には微妙なズレがある
その修復はどうするんだろうか?
今のところ、修復状況を知る材料はないので、まず「ズレ」がどのようなものかを見てみる。
松井氏のほうは、橋下氏のようにズルく、ドライに、素早く変身できないように見える。

朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb
より

(ツイター表示順:逆時系列順)
6月2日 朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb

ここ数日、この件については、二人三脚できた橋下氏と松井氏の発言が食い違う状態も続いています。また、記者(朝日に限らず)が質問するたび、橋下氏は「負けた」「民主打倒の旗は降ろす」とトーンダウンの発言を続けています。発言・態度の変化に加え、その真意を探るべく取材を続けています。


6月2日 朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb
橋下氏の発言が「納得がいかない」と申し上げた点。少し補足します。橋下氏の従来のスタンスからすれば、再稼働で押し切ったのは政府なのですから、松井氏のように「容認したわけではない。政府がこちらの主張に耳を貸さなかった」と主張することも可能です。むろんその是非は別です。


6月2日 朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb
松井氏の言う「広域連合は政府のアリバイ作りに使われた」との発言は取材者からも、分かりやすい説明でした。福井県の同意を得たい政府は関西側が「理解」したという形をほしがっていました。再稼働を制度的に止める立場にない以上、首長たちがせめて最後の声明でクギを刺したいと考えたのでしょう。


6月2日 朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb
松井氏の主張は、そもそも原発立地県ではない関西の自治体に再稼働に反対する権限はない→しかし政府の稼働のプロセスはおかしいと考え、橋下氏らと共に反対してきた→結局、政府は関西に耳を貸さず再稼働を通告→関西に止める力はないが声明で「やるなら限定的に稼働を」とクギを刺した、となります。


6月2日 朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb
松井氏「だからあれ(30日の会合)は(政府が関西の)意見を聴くということじゃなくて、動かすという通告の場だったわけです。その通告を受けて、(関西として)モノを申し上げておこうというのが、あの声明です」。


6月2日 朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb
記者「知事は30日の広域連合の会合で限定的だが容認と考え、声明に賛同したのか」。松井氏「だから容認という声明ではまったくない。もう(政府が再稼働を)決定すると。その決定ありきの方針を斎藤副長官と細野大臣は広域連合に通告に来られた」。


6月2日 朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb
松井氏「僕は思想的に原発反対ということではない。再稼働へのプロセスに問題があるとずっと言い続けてきた。今回政府はプロセスを無視する、プロセスを横に置いて稼働させようとしている。そういう政治決定のあり方に大きな問題意識を持っていた」。 


6月2日 朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb
1日の松井氏との応答。記者「広域連合の声明について知事の考えは」。松井氏「広域連合(が声明を出した)の日に、我々が今まで言ってきたことも(政府には)右から左の耳に通ってただけなんだなと感じました。広域連合はアリバイ作りで使われたんだなと感じた」。 


6月2日 朝日新聞・橋下番 ‏@asahi_hb
橋下氏の原発再稼働を巡る発言の補足情報として、同じ維新の松井大阪府知事の発言をツイートします。松井氏は声明後も一貫して、「関西の自治体はそもそも容認する立場にない。容認などしていない」と主張しています。

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