2013年1月10日木曜日

宮城県栗原市の旧沢辺村で自家消費用コメから基準値超セシウム検出。 福島県以外で初。 公表は3週間以上遅れ。

MSN
宮城県産米で基準値超え 福島以外で初、流通せず
2013.1.10 16:45
 宮城県は10日、同県栗原市の旧沢辺村で収穫された自家消費用のコメから食品の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える186~208ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。厚生労働省によると、福島県以外でコメが新基準値を超えたのは初めて。

 流通はしていない。宮城県は栗原市に旧沢辺村産米の出荷自粛を要請した。

 宮城県によると、基準値超えの放射性セシウムを検出したコメが収穫された水田は長期間休耕し、東京電力福島第1原発事故当時は雑草が生い茂っていた。機械で深く耕していないことなどから表層にセシウムが多く残っていたと考えられる。同県は「特異なケース」としている。周辺の水田で基準値超過はなかった。

 同県によると昨年12月、農家が持ち込んだコメを栗原市が検査したところ、基準値を超えたという。


NHK
栗原市の自家用のコメ基準超

宮城県は、栗原市の農家が自分で食べるために保管していたコメから、国の基準を超える1キロあたり240ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表しました。宮城県では、この地域で生産されたコメの出荷を自粛するよう要請しました。
宮城県によりますと、国の基準を超える放射性セシウムが検出されたのは栗原市の旧沢辺村の農家が自分で食べるために保管していたコメです。

農家が自主的に検査した結果、去年12月5日に1キロあたり208ベクレル、去年12月13日には1キロあたり186ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
連絡を受けて宮城県が検査したところ、同じ田んぼで収穫されたコメから最大で1キロあたり240ベクレルが検出されました。
宮城県内でコメから国の基準を超える放射性セシウムが検出されたのは初めてです。

県では、10日、栗原市に対して、旧沢辺村で生産されたコメの出荷を自粛するよう要請しました。
県によりますとこの田んぼで生産されたコメは、すべて農家が自分で食べるために保管していたもので、市場には出回っていないということです。
宮城県では、これまでに周辺の田んぼで生産されたコメ74点を検査しましたが、検出された放射性セシウムは最大で1キロあたり49ベクレルといずれも基準を下回っていたということです。

この田んぼは、休耕田だったものをおととしから作付けを再開していて、原発事故の当時、生えていた雑草などを田んぼの土に混ぜていたということで、宮城県では、こうした特殊な要因が基準を超える放射性セシウムが検出された原因になっていると見ています。
このため、県では、今後、旧沢辺村で生産されたコメおよそ1万8000袋をすべて検査するなどして、安全性を確認した上で、出荷自粛を解除する方針です。

一方、宮城県は先月17日に検査結果が判明していたものの、公表が3週間以上たったことについて、「市場に流通している可能性が低かったことや、周辺での検査を優先した。公表が遅れたことはおわびしたい」と述べました。
01月10日 19時04分


YAHOOニュース
自家消費用米から規制値超セシウム…宮城・栗原
読売新聞 1月10日(木)20時31分配信

 宮城県は10日、同県栗原市の旧沢辺村地区の農家が生産したコメから、国の規制値(1キロあたり100ベクレル)を超える最大240ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 規制値が変わった昨年4月以降、福島県以外で基準を超える放射性物質が検出されたのは初めて。

 宮城県が昨年12月、この農家が自家消費用に生産したコメ16袋(1袋30キロ)を検査。全ての袋から1キロあたり110~240ベクレルが検出された。県は、同地区に出荷の自粛を要請し、全袋検査を始めた。同地区のコメは同11月以降、首都圏や東海、近畿に39トン流通しており、県は同日、卸売業者に回収を要請した

最終更新:1月10日(木)20時31分

自家消費用のコメではなかったのかな?






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