一定条件下の体罰は必要 殴るのにも技術がいる
産経新聞 1月27日(日)12時39分配信
大阪市立桜宮高校のバスケットボール部の主将だった2年生が顧問教師の体罰後に自殺したことで、評論家やジャーナリストらの多くが体罰の全面禁止を主張している。大阪市の橋下徹市長も「あらゆる体罰禁止」を打ち出している。国も各自治体も体罰の実態調査に乗り出している。
生徒の自殺は痛ましい。顧問教師は、連日殴ったり、数十発殴ったり、唇を切ったり、「殴られてもええんやな」と発言していたという。これは明らかに教育の範囲を超えている。生徒はおびえ、教師と生徒の信頼関係は崩れていたとしか思えない。だから自殺してしまったのだろう。
こうした事件が起きると、「それでも体罰は必要だ」と言うには勇気がいる。だが、私は、一定の条件下で体罰は必要だと言いたい。それはどのような条件か。
まず、対象を故意行為に限るべきだということ。故意行為とはわざと行うことである。サボる、ズルをする、卑怯(ひきょう)な行為をする。責任を転嫁する、違法、不法行為をする-などである。みなが掃除をしているのにさぼったり、たばこをすったり、万引をしたり、といった行為に対して体罰を行うことは意味がある。ねじれた心を正すためである。
もうひとつは暴力を振るう生徒に対しての体罰である。学校教育法では体罰が禁止されているため、生徒に暴力を振るわれても、教師は逃げるしか方法がなく、正当防衛行為すらできない。殴られた教師は泣き寝入りである。暴力生徒に対して、殴られる痛みを教えることは必要である。
逆に、まじめに、一生懸命やっている者に体罰を加えることは何の意味ももたない。体罰を加えても、技能が向上したり、体力が充実したりしないからである。
それと大事なことは、体罰は1発に限ることである。暴力を振るうと興奮して暴力をやめられなくなる人がいる。顧問教師はそのたぐいの人ではなかろうか。不法行為があったとしても、何発も殴っていいことはない。けがをさせてもならない。殴ってけがをさせるような者は殴る資格がない。殴るのにも技術がいる。
こう考えると、かの顧問教師の体罰は、体罰ではなく単なる暴力であることが分かる。
教師と生徒の間に信頼関係があれば、殴られても生徒は悪感情をもたない。その場合、体罰はむしろ有効である。だから、体罰の全否定には反対である。(編集委員 大野敏明)
和田浩明/Hiroaki Wada @spearsden
「一定条件下の体罰は必要 殴るのにも技術がいる 」まあ、これはいわゆる持論の展開だと思うが、このひと、これだけ自信を持って書けるというのは、日常的にやってんのかね、と邪推したくなる。 http://bit.ly/WbTxkJ
3時間 Sakino Takahashi @sakinotk
あぁ産経編集委員さま RT @Yosyan2: 「体罰は1発に限ることである」「教師と生徒の間に信頼関係があれば、殴られても生徒は悪感情をもたない」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130127-00000522-san-soci …) / 信頼関係があるとさえ自分が思えば、一発殴っても免責と言う主張で宜しいのでしょうか?
どうも「産経」が好きな人たちは体罰派らしい。
ちょっと前の話だけど・・・(↓)
石原慎太郎&櫻井よしこ
「体罰は教育♡」
「いかに多くの罰を受けたかが優しさを決めます」
「人のことを思いやる力をつけるには、体罰は最も有効です」
石原慎太郎&櫻井よしこで「体罰は教育♡」「いかに多くの罰を受けたかが優しさを決めます」「人のことを思いやる力をつけるには、体罰は最も有効です」か。いやお見それしました…。RT @yamtom チラシ表もついでに。 twitter.com/yamtom/status/…
— 橋本麻里さん (@hashimoto_tokyo) 2013年1月28日
体罰の会の2009年6月シンポのチラシの表側はのってるようだけど裏がないみたいなので、のせてみる。 twitter.com/yamtom/status/…
— 山口智美/yamtomさん (@yamtom) 2013年1月27日
体罰がいろいろ話題ですが、2009年に体罰肯定派の人が集まったシンポジウムがあって、それをツイッター実況していたので、肯定派の人たちの意見を知りたい方はどうぞ。今読むと色々味わい深いですね。 / “「教育における体罰を考える」シンポジ…” htn.to/DLSp2p
— 津田大介さん (@tsuda) 2013年1月29日
「教育における体罰を考える」シンポジウム 津田大介氏Twitter実況まとめ
例の体罰シンポ twitter.com/yamtom/status/… のログ。ググって見たら大統領になったばかりのオバマに対するヘイトスピーチも含まれる完全版が見つかった。こちらもあわせてご覧ください>hirop125.tumblr.com/post/2152529883 この発言聞いた時はホント腹が立った。
— 津田大介さん (@tsuda) 2013年1月29日
「教育における体罰を考えるシンポジウム」
↑
0 件のコメント:
コメントを投稿