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住宅金利:大手行、6月引き上げへ 異次元緩和の副作用
毎日新聞 2013年05月30日 10時03分
大手銀行が6月1日から適用する住宅ローン金利を引き上げる方向で調整していることが30日分かった。主力の固定型10年の最優遇金利を前月から0.2%引き上げ、年1.6%とする見込みだ。
長期金利の指標である新発10年国債の利回りが今月23日の国債市場で一時1%まで上昇。約1年2カ月ぶりの高水準となり、銀行の調達金利も高くなったことが要因。
日銀の「異次元緩和」に伴う大量の国債買い入れで市場の需給が混乱し、住宅ローンの金利上昇という想定外の副作用が出てきた格好だ。
三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行などは、5月に続き2カ月連続の引き上げとなる。(共同)
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