2016年8月1日月曜日

縮む東京の「極右」地図~桜井誠氏の得票から見る都知事選分析~(古谷経衡) ; 3,000票強が当落線上の区議であれば、桜井氏の当選は十分にありうる / 在特会元代表の桜井誠氏が5位、114,171票で1.7%得票したことだ。この数字は1928年にナチスが首都ベルリンで獲った1.6%を上回る。


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しかし、今回の桜井氏の得票分布を観ると、例えば世田谷区で7,000票あまりを獲得している。都議は無理だが、3,000票強が当落線上の区議であれば、桜井氏の当選は十分にありうる。今後、「行動する保守」勢力が、持てる少ない戦力を特定の区議会や、市議会レベルに集中して投下すれば、地方議会に数議席を獲得するのは夢物語ではない。

今次都知事選挙での結果を受けて、桜井氏は「都民11万からの支持を受けた」とするであろうし、すでに産経新聞の取材に対し「(主要)3強に一矢報いることができたのではないか」(2016年7月31日)とコメントしている。

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