自民党などはいま、改憲手続きに必要な国会議員の賛成を3分の2から過半数に緩めようとしている。
だが、これでは基本的に政権与党だけで改憲発議できることになり、統治権に対する制約としての憲法の意味がなくなってしまう。
(略)
2013-05-02付け「朝日新聞」 浦部法穂・神戸大学名誉教授
更に、現在の議員に限って言えば、・・・(1)たかだか国民の20%超の支持を得ているに過ぎない自民党が衆議院の過半数の議員を有しているという事実、
(2)また何よりも、最高裁から違憲判決が出ている議員たちで構成されている国会であるということ。
こんな国会が憲法を改訂する資格があるのか?
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