2012年10月20日土曜日

上海での日本人暴行事件の実相

上海の飲食店で日本人が暴行を受けてケガをした事件、
実相はこんな程度(↓)のことだったらしい。

■山谷剛史さんのツイッター(リツイート)
kohei kaneko ‏@kane201
【上海日本人暴行事件について①】 
暴行被害にあったのは、上海で小売店を運営する日系企業の社員だった。
事件当日、日本語流暢な中国人が酒も入って大きな声で日本語で話していた→他の中国人客が「中国人がデカイ声で日本語喋ってんなよ」と注意→中国人スタッフ反論→中国人同士で喧嘩→(続)

kohei kaneko ‏@kane201
【上海日本人暴行事件について②】 
→相手の中国人が刃物を取り出す→日本人社員が慌てて仲裁→日本人の一人がナイフの刃先をもって静止→ちょっと怪我→喧嘩終了→上海でトラブル起こすと領事館へ報告義務あり→日本人らは正直に経緯を報告→メディアが過剰報道→本人たちビックリ→(続)


kohei kaneko ‏@kane201
【上海日本人暴行事件について③】 
当事者たちの弁 「いやぁなんかオオゴトになっちゃって逆に僕らが驚いてますよ」とのこと。本人らから直接ヒアリングしてないけど同じ会社の人が言ってた。結局、日本のメディアも十分怖いよねという話ですかね


山谷剛史 ‏@YamayaT
@kane201 【上海日本人暴行事件について④】
日本人「上海コワイ」→春秋航空「アカン、佐賀と高松に空気運んでんで!燃料費だけでも回収するんや!」→中国のお前ら「ふざけんな非国民の春秋航空」乗らないのに騒ぐだけ騒ぐ←イマココ 大連鎖。ばよえ~ん

「春秋航空」うんぬんの話は、こういう(↓)こと。
朝日新聞2012年10月18日23時15分
 春秋航空「片道1円」中止 中国で「売国奴」と批判殺到

 【上海=奥寺淳】中国の格安航空会社・春秋航空(上海市)が始めた上海―佐賀、高松との「片道1円」キャンペーンが18日、販売直後に中止に追い込まれた。日中関係が悪化しても往来を絶やさないために始めたが、日本を応援する「売国奴」などと非難が中国で殺到したためだ。

 同社は、佐賀便が17日から、高松便が18日からそれぞれ12月20日前後までの便を対象に、各便50席を上限に「片道1円」(燃料サーチャージや空港施設使用料は別)で15日以降に販売を開始。上海発は「0元」に設定され、中国国内で「売り切れ御免」などと宣伝を始めた。

 しかし直後から、同社の公式ミニブログ・微博に、尖閣諸島問題が起きているときに「気骨のない会社は軽蔑する」と批判が続出。さらに同社が「キャンペーンは佐賀県と香川県から支持を受けている」と説明すると、中国メディアが日本から補助を受けていると報道。この結果、春秋航空便のボイコットも呼びかけられ、「日本便は墜落しろ」などと非難が過熱した。
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「暴行事件」の日本での報道は以下の通り(ほんの一部)

NHK
上海 日本人4人が暴行受けけが
10月15日 22時48分
中国、上海の中心部にある飲食店で、日本企業の現地法人に勤める日本人4人が、中国人から殴られるなどの暴行を受けてけがをする事件があり、上海の日本総領事館は、日本政府による尖閣諸島の国有化に対する反発が背景にあるとして、在留邦人に注意を呼びかけています。
上海の日本総領事館によりますと、今月11日の夜、上海中心部の観光名所、「ワイタン(外灘)」付近の飲食店で、日本企業の現地法人に勤める日本人4人が食事をしていたところ、店内にいた中国人の数人の男から突然、「日本人か」などと聞かれた後、殴られたり蹴られたりしました。
日本総領事館によりますと、少なくとも日本人の男性2人が軽いけがをし、一緒に食事をしていた同僚の中国人男性も刃物で切られ、手に軽いけがをしたということです。
この事件について、地元の警察は、15日までに容疑者の身柄を拘束して取り調べているということですが、日本総領事館は、日本政府が、沖縄県の尖閣諸島を国有化したことに対する反発が背景にあるとして、在留邦人に注意を呼びかけています。
中国では、先月、国有化に反発する激しい反日デモが続いたほか、上海では、日本人が路上で通りがかりの中国人から突然、麺をかけられるなど、暴行を受けるケースが相次ぎ、少なくとも4人がけがをしています。

MSN産経
日本人が暴行受け負傷、飲食店で中国人から 上海
2012.10.15 19:59 [中国]
 中国・上海の日本総領事館当局者は15日、上海市内の飲食店で11日夜、日本人駐在員4人と同僚の中国人の計5人が店内にいた中国人に暴行を受け、少なくとも3人が負傷したことを明らかにした。
 中国人は「日本人か」と言いながら殴る蹴るの暴行を加えたとしており、日本政府による沖縄県・尖閣諸島国有化をきっかけにした反日感情の高まりが背景にあるとみられる。(共同)

YAHOOニュース
中国でも報道され出した日本人駐在員暴行事件、「またなの?」ひろがる困惑―中国版ツイッター
Record China 10月16日(火)13時26分配信
11日夜、中国・上海市内の飲食店で、訪れた日系企業の駐在員と現地職員が居合わせた客に暴行を受けるという事件が発生した。現在、一部中国メディアでも日本の報道の転電というかたちでこれを伝えている。写真は事件が発生した上海市のバンド地区。
2012年10月11日夜、中国・上海市内の日本料理店を訪れた日系企業の駐在員と現地職員が、居合わせた客に暴行を受けるという事件が発生し、日本のメディアがこれを報道した。現在、一部中国メディアでも日本の報道の転電というかたちでこれを伝えている。環球時報の報道。
【その他の写真】
環球時報は複数の日本の報道機関の報道内容をまとめて、以下のように伝えている。11日夜、上海市のバンド(外灘)地区にある日本料理店に、日系企業の駐在員4人と現地スタッフ1人のあわせて5人が来店。そこへ酒に酔った中国人客5人が入ってきて、「お前は日本人か?」と尋ねると、日本人駐在員を殴ったりビール瓶を投げつけたりするなどの暴行を加えた。現地スタッフがこれを止めようとしてビール瓶で頭部を殴られ、手に切り傷を負ったという。日本人駐在員も2人が軽傷を負った。
上海の日本総領事館が地元当局に通報し、すでに事件の捜査が行われているほか、暴行を加えた容疑者らは拘束されている。上海市ではこれまでにも尖閣諸島領有権問題に絡んだ同様の暴行事件が確認されているが、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトにはさまざまな意見が寄せられている。
「今朝、会社に着いたら社内メールでこんなのが回ってきたの。上海で日本人が暴行を受けたんだって?ニュースにはなってないらしいよ。真相求む!さっき日本の友人からも電話があったの。日本では『上海で日本人が暴行を受けてけがをした』って。誰か教えて!」
「なぜ国内メディアはこれを伝えてないの?」
事件発生からしばらく、中国のメディアはこのニュースに触れていなかったようだ。多くの人はこのニュースに困惑したようだ。
「上海でまた暴行事件だって。本当にはずかしいニュースだよ」
「またこんなニュースか、むなしいな」
「ねえ、(反日活動は)もう鎮静化したんじゃないの?」
「一緒にいた中国人まで暴行を受けたというじゃないか。ナイフまで持ち出したと聞いたよ。政府を攻撃するのは構わないが、個人を標的にしてはダメだよね」
もちろん、ネットの匿名性が後押ししての過激な意見や、反日を推す意見もあった。
「よし!日本製品を壊したり焼いたりしていないで、直接日本人を殴ればいいんだな」
「上海で日本人が殴られたと、またニュースで見ました。一般人を殴って何の意味があるのかな?その情熱で尖閣に上陸でもしたらいいのに」
「これでまた日本のメディアが大騒ぎするだろうな」
また、ニュースを聞いた日本在住の中国人にも困惑がひろがっているようだ。
「上海では日本人が襲われたみたいですね。そんな時、わたしは東京にいて、通りすがりの人や警察官や、店員さんや八百屋のおばさんにまで親切にしていただいている。気持ちは微妙です」(翻訳・編集/愛玉)


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