NHKニュース
女性乱暴の疑いで米兵2人逮捕 沖縄
10月16日 19時35分
16日未明、アメリカ海軍の兵士2人が、沖縄本島の中部で日本人の女性1人を乱暴してけがをさせたとして逮捕されました。
1人は容疑を認め、別の1人は否認しているということです。
逮捕されたのは、アメリカ海軍の上等水兵、クリストファー・ブローニング容疑者(23)と、3等兵曹のスカイラー・ドージャーウォーカー容疑者(23)です。
警察の調べによりますと、兵士2人は16日午前3時半すぎ、沖縄本島中部の路上で、日本人の女性1人を乱暴してけがをさせた疑いが持たれています。
調べに対し、2人はテキサス州のフォートワース海軍航空基地の所属だと話し、このうちブローニング上等水兵は「事実は違っている」と述べて容疑を否認し、ドージャーウォーカー3等兵曹は認めているということです。
女性は自宅に歩いて帰る途中、兵士2人から襲われ、首にけがを負っているということです。
女性は、兵士2人と面識はないと話しているということです。
女性の関係者からの通報で警察が捜査したところ、基地の外の宿泊施設にいたブローニング上等水兵を見つけ、その後、ドージャーウォーカー3等兵曹も見つけて逮捕したということです。
警察は、当時の詳しい状況などを捜査しています。
“極めて重大な事態”
沖縄県で、基地政策を統括する又吉進知事公室長は、16日夜、記者会見を開き「知事に事件を報告したところ、しばし絶句し、極めて重大な事態だとして怒っていた。県として情報収集に努めているが、今回の容疑で逮捕されたことについて、私が申し上げるまでもなく、県民全体が大変な衝撃を受けており、許しがたい事態だ」と述べました。
そのうえで、又吉知事公室長は、上京している仲井真知事が、17日、総理大臣官邸などに赴き、政府に対し厳正な対応を取るよう求めるとともに、県内ではアメリカ軍キャンプ瑞慶覧にある在日アメリカ軍沖縄事務所やアメリカ総領事館などに対し、厳重に抗議することを明らかにしました。
“深刻に受け止めている”
神奈川県横須賀市にある在日アメリカ海軍の司令部によりますと、逮捕された2人の兵士はアメリカ・テキサス州のフォートワース海軍航空基地の補給などを担当する部隊に所属していて、今月14日から物資の輸送のため沖縄の嘉手納基地に派遣されていたということです。
NHKの取材に対して、「兵士が起こす事件はどのような状況であれ深刻に受け止めている。沖縄県警察本部が現在捜査を行っており、アメリカ海軍として捜査に全面的に協力する」とコメントしています。
この報道の前半部分、
1人の日本人女性が米兵2人に1時間にわたって強姦されたのに、
まるでかすり傷を負わせた程度にしか見えないと、
ツイッター上ではヒンシュクをかっていた。
後半部分では、「極めて重大な事態」「深刻に受け止めている」なので、
事態の悲惨さは判っていたはずなのに。
この温度差、どうする。
0 件のコメント:
コメントを投稿