読売新聞
みんな渡辺氏「豹変」維新に参院山梨で協力要請
みんなの党が夏の参院選を巡り、他の野党との連携で腰の定まらない動きを見せている。
渡辺代表は22日、愛知県庁で記者会見し、山梨選挙区で擁立する現職の米長晴信氏について「(日本維新の会との)ローカルな連携を維持するのは大変けっこうだ」と述べた。
みんなの党は、維新の会の橋下共同代表のいわゆる従軍慰安婦問題などを巡る発言を批判して、21日の役員会で選挙協力解消を決めたばかり。ところがその日のうちに渡辺氏は、衆院山梨1区が地盤の維新の会の小沢鋭仁国会対策委員長と国会内で会って協力を要請、小沢氏も了承した。渡辺氏は小沢氏との「個人的な信頼関係」の重視と説明した。選挙協力解消を派手に打ち出した舌の根も乾かないうちの“ひょう変”に、維新の会からは「都合が良すぎる」と反発が噴き出している。
(2013年5月23日07時56分 読売新聞)
0 件のコメント:
コメントを投稿