祇園祭2012 宵々山(10)
(山鉾に関する説明は京都新聞HPより借用してます)
新町通りを更に北進すると、役行者山があるけれど、
余裕時間の関係上、これをカットして引き返す。
▼浄妙山
京都市中京区六角通烏丸西入骨屋町
橋弁慶山に似て、アクロバティックな人形の姿が人目を引く。
宇治橋の上、宇治川の合戦。一来法師が三井寺の僧兵・浄妙の頭上を飛び越して先陣をとった故事にちなむ。揺れる山の上で人形の上にさらに1体を乗せるのは強度の点で難しいが、1本の木で上下を繋ぐアイデアは素晴らしい。上下の人形を、上さま、下さまと呼ぶのもゆかしい。
浄妙のよろいは室町時代のもので、重要文化財。
▼浄妙坊のよろいは重要文化財
▼鯉山
京都市中京区室町通六角下ル鯉山町
前掛けや見送りは16世紀のベルギー製のタペストリーで、重要文化財に指定されている。
ギリシャの叙事詩に題材をとって人物や風景が描かれており、山鉾きっての貴重なものだ。人物でなく、魚をテーマにするのは山のなかで唯一。竜門の滝をのぼる鯉は竜になるとの言い伝えで、木製の鯉が勢い良く水しぶきを上げる様は勇壮。
鯉山町衆HP
残念ながら、ここの会所前は長蛇の列があり、時間の関係上、見学をギブアップした。
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