2012年7月7日土曜日

滋賀県高島市、脱原発の機運が高まり「全国原子力発電所所在市町村協議会」(全原協)を脱会

毎日JP
滋賀県高島市:「全原協」を脱会 全国2例目
毎日新聞 2012年07月07日 01時00分(最終更新 07月07日 01時34分)
 原発が立地する福井県敦賀市や美浜町と隣接する滋賀県高島市が、原発立地自治体などでつくる「全国原子力発電所所在市町村協議会」(全原協、会長=河瀬一治・敦賀市長)から5月末に脱会していたことが分かった。高島市は国から原発関連の交付金を受け、全原協準会員だったが、福島第1原発事故や原発再稼働問題などで市民に脱原発の機運が高まり、脱会を決めたという。
 全原協から脱会した自治体は、今年3月の福島県南相馬市に続いて2例目。被災地以外では初めて。
 全原協は68年に設立され、地域振興を目的に原発関連交付金の拡充などを国に要望してきた。現在、原発が立地するか建設計画のある会員24市町村と、立地自治体に隣接するか原子力関連施設がある準会員6市町村で構成されている。
 脱会理由について、高島市の担当者は「福島の事故後、原発に反対する市民の声が強くなり、原発立地自治体と足並みがそろわなくなった」と説明している。【柳楽未来】

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