2019年12月30日月曜日

『画本 宮沢賢治 オッベルと象』(作 宮沢賢治 画 小林敏也)と「サキノハカといふ黒い花といっしょに」を読む

宮澤賢治『オッベルと象』が面白いので読んでみない?と家人に勧められて読んでみた。
下(↓)の「青空文庫」にもある通り、短い物語である。

貪欲な雇用主(資本家)と困窮してゆく労働者。
但し、そのままでは終わらない。
限界点に達した時、どうなるのか?

労農派シンパ宮沢賢治らしい作品。

また、『画本 宮沢賢治 オッベルと象』(作 宮沢賢治 画 小林敏也)という本の扉にある賢治の詩が、これまた痺れる。

   サキノハカといふ黒い花といっしょに
   革命がやがてやってくる
   ブルジョアジーでもプロレタリアートでも
   おほよそ卑怯な下等なやつらは
   みんなひとりで日向へ出た蕈(きのこ)のやうに
   潰れて流れるその日が来る
   やってしまへやってしまへ
   酒を呑みたいために尤(もっとも)らしい波瀾を起すやつも
   じぶんだけで面白いことをしつくして
   人生が砂っ原だなんていふにせ教師も
   いつでもきょろきょろひとと自分とくらべるやつらも
   そいつらみんなをびしゃびしゃに叩きつけて
   その中から卑怯な鬼どもを追ひ払へ
   それらをみんな魚や豚につかせてしまへ
   はがねを鍛へるやうに新らしい時代は新らしい人間を鍛へる
   紺いろした山地の稜をも砕け
   銀河をつかって発電所もつくれ

「おほよそ卑怯な下等なやつら」って?



▼青空文庫で読める


▼労農派シンパ宮沢賢治


▼『オツベルと象』について






▼サキノハカといふ黒い花といっしょに




藪中三十二「IRなんて元々世界的に聞きなれない、無理に作った言葉。日本には豊かな文化遺産・自然がある。カジノを中心としたリゾートなんて必要ない」     

いまさら聞けない「桜を見る会問題」マルチの有名人ジャパンライフ元会長と政治家たちのズブズブな40余年(文春オンライン);「のジャパンライフについての”悪評”はいまに始まったことではない。.....山口元会長は40年以上前にも国会招致されており、80~90年代もジャパンライフのマルチ商法は国会審議で取り上げられている。そこで、「いまさら聞けない『ジャパンライフ』ってどんな会社?」というアプローチで解説してみたい。」


























家族の物語 撮りきった 「やりたいことがあるなら、全部やれ」(映画監督ヤン・ヨンヒさん) (『朝日新聞』2019-11-21)


2019年12月29日日曜日

ブルーシートの屋根で年越し「寒くて眠れない」。台風15号で被災した千葉県南部 補助を受けたとしても残りの修理費が払えないため、住み慣れた家を去る人もいる / 「これならいらない」 台風被害で簡易給食が1年に及ぶ可能性、親からもため息(産経) / 台風15号、壊れたままの被災住宅 千葉南部、業者不足(朝日新聞): 壊れた住宅の修理費の補助申請が計約5500件あった一方で、支給は計32件にとどまっている.....







安倍長期政権の終わり方<自民党元幹事長・山崎拓氏>(月間日本);「現在の安倍政権はエリート主義でも草の根主義でもなく、いわば世襲主義です。エリートでもなければ叩き上げでもないボンボンが日本を引っ張っているという状況は、これまでになかったことです」      

首相と番記者の”恒例ごっつあん忘年会” それでも今年は食事抜きで実施とか..... 記念撮影 今年も長蛇の列 / 今このタイミングで、首相とのツーショットに列をなして並ぶ記者には、もうかける言葉がない。辞めたら、この仕事? — 平野啓一郎 ← 御意!   






これくらいはフツーに言わないとね → 鶴瓶とたけしの年忘れ時事放談 ; 「安倍昭恵.....アレどうにかなんないか?」..... 





▼公務員の秘書がついている「私人」


2019年12月28日土曜日

鵠沼海岸~片瀬西浜~七里ヶ浜 富士山 2019-12-28

12月28日、はれ
今日もまた湘南海岸。
昨年もこの日は同じ鵠沼海岸だった。

残念、キリッとクリヤな富士山ではなかった。
しかも、片瀬西浜~七里ガ浜まで移動するとドンドン霞んできた。
こんな時もあるんだね。

今日から次男が帰って来るので、今日は早めに切り上げ。
総歩数は1万3千歩。1万歩/日という月次目標、年次目標ともにクリヤが確定した。



▼片瀬西浜

▼片瀬東浜

▼七里ガ浜


▼大巧寺
マンリョウ

【醜悪なる四人組が蠕動中 ; カジノと改憲のバーター?】 首相 松井大阪市長 橋下元市長ら会談 改憲議論促進へ緊密連携(NHK) / 松井大阪市長・橋下元大阪市長が安倍総理らと会談 IRや憲法改正について意見交わす (MBS)







立憲民主・共産党政権は誕生するのか 20年は政局、安倍4選に道筋? 石破総裁も?(共同);「日本の左派リベラルとコミュニスト(共産主義者)が政権を取る可能性があるのか。安全保障関連法や日米同盟に影響は出ないのか」。19年12月中旬、筆者は知り合いの在京米国大使館関係者から電話で矢継ぎ早に質問を受けた」  



2019年12月27日金曜日

片瀬西浜海岸からの富士山 2019-12-27

12月27日、はれ
今日は江の島に行った。
富士山、昼頃は霞んで期待薄のように思えたが、徐々にクリヤになってきた。
午後3時頃に引き上げたが、今日のマジックアワーは凄かったんじゃないかな。

今日の総歩数は1万6千歩。





▼昼頃はこんな感じだった

誰と会っていた?安倍政権7年、「首相動静」分析すると(朝日); 北村滋氏。第1次政権で首相秘書官、第2次政権では内閣情報官として首相を支え続けた側近の一人だ。北村氏の面会は13年以降、年100回を超え、16年からは外務次官を上回り、19年も今月25日までで163回にのぼった。

小倉智昭氏、2019年最後の「とくダネ!」のエンディングで「安倍総理が、世界の中心で花開いた年だったと思いますっておっしゃったんですけど、何か花開きました?」



【「そんなことあり得ない」というレベルの壊れた答弁を繰り返す菅官房長官】 誰の決裁もなしに予算を遥かにオーバーした支出を実行していたのか! もはや自律した組織ではないな → 桜見る会招待、大臣判断なく決定 名簿の決裁、第2次安倍政権以降ではゼロ(朝日) / 2013年以降は決裁なし 桜を見る会、内閣府が説明(朝日) / 毎年の慣行の中で決裁を行わないことにした(菅官房長官)←以前は決裁してたのだから、少なくとも「決裁しない」という決裁が必要 / 「桜」招待者名簿の廃棄記録なし 内閣府 政府ガイドライン違反 - 毎日新聞 ← 底なしの「ないない」づくし   











秋元議員逮捕の東京地検特捜部 異例の年の瀬捜査は「最強の捜査機関」復活を意味するのか(東京);「最近は官邸との距離近すぎ」 異例の年末着手は拙速「復活とは言えない」   








北朝鮮拉致情報、政府高官が封印 田中実さんら2人生存、首相了承(共同);「見出しでは「封印」と言い、本文では「非公表」という言葉を使って記事を書いている。どうして端的に「隠蔽」と書かないのだろうか。」(小田嶋隆) / 2018年3月28日の予算委員会、6月4日の拉致特別委員会、11月7日の予算委員会で有田芳生議員が質問している / 日本政府が田中実さん生存を知ってからもう5年になります。生存者がいるというならそれを確認するのが政府の仕事です。.....(有田芳生)   



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松井一郎が焦ってた理由はコレだったのか! → 「国会議員5人に現金」 IR汚職、中国企業側が供述 検察、符合するメモ押収 そのうち一人は維新の会所属の国会議員。事実とすれば大阪のカジノも終わりだ。凄まじいいカジノ利権 / 松井一郎大阪市長、秋元司氏に対して「オレオレ詐欺」を連発、大阪とは違うことを主張したかったのだろうが、逆に、なんでこんなに焦ってるのか不思議になる。.....「仕掛けたのは秋元司」としかとれない言い方を焦ったようにしてる。 まだ全容がわかってないはずなのになんで知ってるのだろうか。..... / 特捜部の秋元容疑者カジノ汚職捜査 大阪IR構想に飛び火か     







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2019年12月26日木曜日

10月25日菅原経産相が辞任、28日萩生田文科相が「身の丈」発言謝罪、31日河井法相が辞任、11月1日萩生田文科相が民間試験活用延期を発表、8日共産・田村氏が参院予算委で「桜を見る会」追及、13日来年の「桜を見る会」中止発表、20日首相が招待者選定関与認める、20日内閣審議官が昭恵夫人推薦認める、27日「反社会勢力の定義は一義的に定まっているわけではない」と菅氏発言、12月17日記述式試験見送り表明、18日ジャパンライフの被害弁護団が首相の説明を求める声明、19日東京地検特捜部が秋元議員事務所を家宅捜索、20日総務事務次官を情報漏洩で更迭、25日特捜部が秋元議員を収賄容疑で逮捕、自民党の衆院議員事務所も家宅捜索、26日発売の週刊文春が小泉環境相の政治資金疑惑を報道、27日日本郵政G3社長が辞任表明(予定)





▼これも





秋元司 「はした金はもらわねえよ。あり得ねえよ。ほんとばかたれ」(←相手持ちで豪華家族旅行はするけど.....) 「1億、2億なら別だが俺は正面から堂々ともらうんだから」「地検ははしゃぎすぎだ。こんなことで身柄拘束しやがって。徹底して戦ってくるわ」 / 「便宜供与働いてないのは事実なんだよ。働く場面もねえし。役人も紹介してねえし。…それ以上でもそれ以下でもないんだよ」(秋元司のインタビュー) / 贈賄側の3人、いずれも容疑認める 否認は秋元議員のみ     

















公文書クライシス 官邸の隠蔽体質 もはや民主主義ではない=大場弘行(特別報道部);「内閣官房が1年間を通じて70回以上、首相と面談をしていたのに、打ち合わせ記録を一件も作っていなかった」 ← 外に漏れるとヤバいから?   




【記者団までケンカに加勢したのか! 情けない】 文大統領発言中に記者団退出 日本側に「強い遺憾」=韓国政府 ; 中国・成都で24日に開催された韓日首脳会談で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の冒頭発言中、日本側が記者団を退出させたことについて、「外交ルートを通じて日本に強い遺憾を示した」

会見というよりはヘタなヤラセ芝居 → 安倍首相 記者会見(YouTube) ; 日中韓の3首脳横並びで映るとプロンプターに頼っているのが安倍首相だけであることが一目瞭然。この映像は世界に安倍首相の無能を曝け出しているようなものだ / 下をチラチラ答弁用紙を見る。外人記者からの質問は同時通訳が終る前にヘッドフォンをはずす。何を質問するか分かっているからだろう。最後は、司会者が「はい、鹿島さん」と指名。その直後、写してはいけない答弁書が。すべてヤラセ。原稿ないと話せないのか / しかも、プロンプターを使いながら、そこにある原稿をマトモに読めない。読んじゃいるが、内容を咀嚼しながら発音しているわけではないので、「環境地球 規模課題」「バック アップデータ」など、変なところで区切る事案が発生する











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2019年12月25日水曜日

出生数86万人に急減、初の90万人割れ 19年推計 / 改元を待って結婚したため出産のタイミングが遅れた可能性がある(厚生省)←何か隠し事があるような言い訳 / 鳥取県が消えるぐらいの人口減 子ども諦めるロスジェネ ;「落合恵美子・京都大学教授は「家族からの逃走」と表現する。「男女とも結婚や出産で失うものが多い。保育所不足や教育費の高さに加え、引きこもりなどで子が自立できない恐れもある。国の支援が弱いため、家族を持つことに二の足を踏んでしまう」」 







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小泉進次郎氏の不倫報道をワイドショーがスルーするワケ / 小泉氏 文春報道に「個人の事柄は話さない」 過去の不倫疑惑(産経)←不倫を否定せず。結婚とか出産とか「個人の事柄」イッパイ言ってきたんじゃないの / 進次郎氏「ホテル代は適正処理」 既婚女性との宿泊報道で ← どう「適正」なのかサッパリ不明 / 小泉進次郎環境相 “幽霊会社”に高額発注で政治資金4300万円を支出 / 小泉進次郎 政治資金で不倫ホテル代 (週刊文春) / 進次郎氏に“不倫三股”疑惑 文春報道では人妻、復興庁元職員と…3人目・女子アナ本紙発見    



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▼個人の事情を大々的に












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実は、小泉環境相の不明朗な政治資金の支出はこれだけではない。「週刊文春」12月26日(木)発売号では、交際していた人妻実業家との「不倫ホテル代」を政治資金から支払っていた問題、4度の衆院選で約3600万円の余剰金が消えている問題など、総額約8000万円となる小泉氏の政治資金に関する疑惑を6ページにわたり報じている。








▼シンジローの思考回路!







2019年12月24日火曜日

大船フラワーセンター サザンカたけなわ ツバキ咲き始める バラ終盤の告知あるがまだまだいける 2019-12-24

12月24日、はれ
今日は久しぶりに大船フラワーセンターに行った。

朝一番、お正月のお酒の調達。
ビール3ケースとウィスキー2本。
年末までにはウィスキーもう1本と日本酒を調達する予定。
更に長男がアメリカ出張のお土産でワイン2本を持って来るそうだ。
これだけあれば、誰でもどこからでもかかって来い!の気分かな。

お酒調達の帰り、朝10時前は青空に飛行機雲が一本架かっているだけだったけど、その後すぐに薄い雲が出てきた。

フラワーセンターでは、バラが終盤と告知されていたが、なかなかまだまだいける状況だった。
また、椿がそろそそ咲き始めてこれからが楽しみ。

詳細はインスタグラムにて。

温室のクリスマス飾り、もうちょっと頑張って欲しい。
予算不足ですというのが感じられた。

今日の総歩数は1万4千歩。目標の3日弱先行中。


▼ハルサザンカ
これ、落花の状態がまるでツバキ。


▼ツバキ 紅乙女

▼ツバキ 白露錦

▼バラの数々



止まらない出版不況 出版取次5年連続の減収、書店では「変革」の波が...... ; 出版社は2年連続、出版取次業は5年連続、書店経営は3年連続で減収。出版業界全体として10年前の2008年度と比べてみると、減少率は2ケタを超え、出版取次業では20%を超えた

2019年12月23日月曜日

前川喜平さん 「山口元記者はなぜ逮捕も起訴もされなかったのか?そこには安倍政権による『刑事司法の私物化』という恐るべき疑惑が存在するのだ」(東京新聞) / 山口敬之の事件は、検察・警察が腐っているという、国政上の重大事件だ。山口敬之を国会に証人喚問して、「北村さま」に何を頼んだのか、吐かせるべきだ。(12/19ツイート) 





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▼笑う、けどヒトゴトではない




▼きっこさんは別の事情が原因でしたネ


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詠嘆の先に (松村正直『朝日新聞』短歌時評2019-12-22)「いちまいのまなこあるゆゑうつしをりひとの死にゆくまでの惨苦を」(『石牟礼道子全歌集 海と空のあいだに』)






フランスの大規模ストライキ、Xマスも継続 大統領の年金辞退に呼応せず(時事)





2019年12月22日日曜日

家族忘年会 & クリスマス会 2019-12-21

12月21日(土)、くもり
横浜、スカイビルにあるレストランで家族忘年会。
昼のソト呑み。
長男家族、次男、義兄夫妻をいれて総勢8人。

ビールのほか、水割り(W)1、ロック(W)3を戴いた。
漬け物お代わり自由なので、お酒、結構いけるいける。

宴会後、自宅で続きの呑み会 プラス クリスマスケーキ。







荻上チキさん  合意なき性交である事、発信には公益性がある事、この2つは非常に重い判決。この件を受け、性的合意の重要さがもっと発信される事、来年の刑法改正によって性的合意がなされていない場合は犯罪にするべきかどうか、これも論点になるので注目。 「就活中の女性を酒席に個人的に呼びホテルに連れ出すのは典型的な就活セクハラ TBSは当事者。調査、再発防止、謝罪などが必要。 一回出された逮捕状が取りやめになった事も国の調査が必要」





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桜の懇親会「会費を払ってない人がいる」 下関市議が報告、買収の可能性… 安倍首相の説明と矛盾か / 桜を見る会前夜祭「会費5千円払わなかった人も」 首相地元の市議田辺よし子氏(無所属)が証言。 19日国会内で開かれた第17回野党追及本部の政府側へのヒアリングで「会費5千円を支払わずタダで参加できた人が」「入り口の安倍事務所らしき人に5千円渡したが、領収書は渡されなかった」 / 安倍首相「桜を見る会前夜祭」で会費を払っていない有権者が複数! 公選法の「買収罪」に相当、少額・少人数でも議員逮捕のケース












【今国会で桜を見る会に費やされた時間は、わずか2.8%にすぎない】 桜を見る会問題、国会審議に占める割合はわずか。長引かせたのは誠実な回答から逃げ、嘘をつく政権与党 ; 「桜を見る会の審議時間 15時間12分 ÷ 第200回臨時国会の合計審議時間535時間41分 × 100=2.8」となり、桜を見る会の審議時間は、全体のわずか2.8%であることが判明した。また本国会では、政府が提出した法案15本のうち、14本が成立している。






東京新聞:質問主意書に答えるのが「困難」って? 五輪チケット、桜を見る会… 無責任すぎる政府答弁

一人当たりの名目GDPランキング(グラフ) ; 1993年位一人当たりGDPは世界の4位。急落が始まるのは2001年の小泉首相の時から。そして小泉首相時トップ30リストから日本が消える。