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タンク2基で新たな漏えいか 福島第1原発、底部で高線量
福島第1原発で地上タンクから約300トンの高濃度汚染水が漏れた問題で、東京電力は22日、敷地内にある同じタイプのタンクを点検した結果、2基の底部表面に最大毎時100ミリシーベルトの高線量の箇所があるのを確認した。微量の汚染水が漏えいした可能性もあるとみて調べている。
東電によると、新たな漏えいの可能性があるのは「H3」というタンク群にある2基で、いずれも原子炉を冷却した後の高濃度汚染水が貯蔵されている。
高線量が計測された底部の接合部付近は乾燥した状態で、周辺に水たまりなどはなかった。タンク内の水位に目立った変化はないという。
2013/08/22 19:00 【共同通信】
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