以下は、「朝日新聞」9月21日付けに掲載された大江健三郎さんの連載記事「定義集」での、後半部分にある文章です。
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(前略)
トーマス・マンは、文学が「未来の人間性」を表現する、としました。
いま、原発で出る使用済み燃料の始末は未来の人たちに託すほかない、という話が、当然のことのように示されるたび、その大仕事を背負い込ませられる人類の、「未来の人間性」をどう考えるのか疑います。
現在の人類は、次の世代のために良き未来を準備するという意識、あるいはモラリティーを捨てたのか、と。
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先にご紹介した赤川次郎さんも指摘していたフィンランドのオンカロのことです(コチラ)。
大江さんらの呼びかけによる「さよなら原発」集会の記事はコチラ。
原発大国フランスのル・モンド紙も集会の写真を掲載。
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