ダイヤモンドオンライン 2013年2月8日
生活保護のリアル みわよしこ
生活コストは上昇しているのになぜ生活保護費削減!?
「デフレ」を理由とした引き下げ論の不思議
――政策ウォッチ編・第13回
2013年1月27日、政府は生活保護基準の引き下げ方針を明らかにした。主要な根拠は、社会保障審議会・生活保護基準部会による報告と、デフレによる消費者物価下落である。
しかし第11回で示したとおり、基準部会がまとめた報告書には、明確に「生活保護基準は引き下げが妥当」と読み取れる記述は全く見当たらない。
では、デフレはどうだろうか? 生活保護基準を引き下げる充分な理由になりえるだろうか? また、近年のデフレ自体は事実であるとしても、本当に、低所得層にとっての消費者物価は下落しているのであろうか?
以下、項目のみご紹介。
明確になってくる生活保護基準引き下げの内容
低所得層にデフレの恩恵はあったのか?
デフレの恩恵を受けたのは、いったいどこの誰なのか?
「デフレ分補正」としての生活保護基準引き下げの意味は?
かつて一度も「健康で文化的な生活」に足りたことがない生活保護基準
生活保護費切り下げの根拠として用いられた「デフレによる物価下落」の屁理屈
そのウソが暴かれている。
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