2013年4月8日月曜日

門真市議 税還付目的で迂回寄付 自民支部に6年間3700万円

YAHOOニュース
門真市議 税還付目的で迂回寄付 自民支部に6年間3700万円
産経新聞 4月8日(月)14時50分配信

 大阪府門真市の佐藤親太市議(70)が少なくとも6年間に計3700万円を、同市の園部一成市長(75)が代表を務める自民党支部に寄付し、計3820万円が同支部から寄付として佐藤市議の後援会に流れていたことが8日、分かった。佐藤市議は寄付金を政党支部を迂回(うかい)させることで毎年、所得税の還付を受けていた。佐藤市議は迂回させたことについて「還付が目的だったが、悪いことをしたとの認識はなかった」と話している。

 政治資金収支報告書などによると、佐藤市議は平成17~22年の6年間、毎年650万~550万円を「自民党大阪府門真市第1支部」に寄付。同額かほぼ同額の710万~550万円が毎年、同支部から「佐藤親太後援会」に返っていた。

 租税特別措置法では、政治資金規正法が規定する政党や政治資金団体に対する寄付は公益性があるとして所得税の特別控除が認められている。このため佐藤市議が同支部に寄付した場合、最大で寄付額の約3割が控除されるが、自分の後援会に直接寄付した場合、控除は受けられない。

 受け取った還付金について佐藤市議は「多い年だと住宅ローン控除なども含めて80万~70万円ほどだったと思うが、はっきり覚えていない」と話し、修正申告したいとしている。

 園部市長は「佐藤市議が還付を受けていたことは知らなかった。不適切かどうか分からないが、制度上は何ら問題ないと思っている」と話している。


大阪維新の会の宮本一孝大阪府議(42)(門真市選出)も所得税控除を受ける目的で寄付金を還流。

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