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新たな井戸からトリチウム 汚染範囲拡大の可能性
福島民友新聞 8月10日(土)10時41分配信
東京電力福島第1原発で地下汚染水が海に漏れた問題で、東電は9日、1号機タービン建屋東側に新たに掘った観測用井戸の地下水から放射性物質のトリチウムが1リットル当たり2万3千ベクレル検出されたと発表した。これまで高濃度の地下汚染水は1、2号機東側で検出されてきたが、汚染が広がっている可能性もある。
この井戸は7日に完成し、周囲に薬液で護岸などの地層を固める「土の壁」はない。海からの距離は約4メートル。8日に初めて地下水を採取した。
同じく土の壁が周囲にない2、3号機と3、4号機の各取水口付近にそれぞれ1カ所ずつ設けた井戸で、これまでに検出したトリチウムは1キロ当たり数百ベクレル。比較しても今回検出した2万3千ベクレルは「相当高い値」(東電)で、東電は監視を強化するとともに再測定を行う。
汚染水漏えい源の一つと指摘される電源ケーブル用地下道(トレンチ)からは数十メートル離れた位置にあり、東電は1、2号機東側の汚染との関連は現時点で不明としている。
福島民友新聞
最終更新:8月10日(土)10時41分福島民友新聞
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