米デトロイト市が財政破綻 負債1兆8千億円、破産申請
【ニューヨーク共同】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が本社を構え「自動車の街」として知られる米デトロイト市(ミシガン州)が18日、連邦破産法9条の適用を裁判所に申請し、財政破綻した。同市によると負債総額は180億ドル(約1兆8千億円)以上で、米自治体の破綻としては過去最大。
GMが2009年に経営破綻するなど、市の主力産業だった自動車業界の長期低迷を背景に、最盛期には180万人を超えたデトロイト市の人口は約70万人に減少。失業者の増加などで税収が大幅に減ったにもかかわらず支出の削減が進まず、近年は慢性的な財政難に陥っていた。
2013/07/19 08:47 【共同通信】
Detroit (1701-2013). Don't cry for us, America. You're next.
— Michael Moore (@MMFlint) July 19, 2013
マイケル・ムーアの故郷・フリント(ミシガン州)はGM発祥の地。デトロイトとは60マイルくらいの距離。
— nakajimamiyuki (@nakajimamiyuki) July 19, 2013
ご参考 ↓
『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』はキリスト教徒マイケル・ムーアの資本主義批判
読売新聞
デトロイト市が破綻、最大級180億ドル超負債
【ニューヨーク=越前谷知子】かつて世界の自動車産業の中心として栄え、今も米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が本社を置くミシガン州デトロイト市が財政破綻し、18日に米連邦破産法9章に基づく更生手続きを申請した。
負債は180億ドル(1兆8000億円)を超え、米自治体ではこれまでで最大となる。職員の年金など市の債務は不履行(デフォルト)となり、一部は返済されない見通し。過去半世紀で人口が約3分の1に減り、税収が落ち込んだことが米主要都市の破綻という異例の事態につながった。
◇
米自動車産業が拠点を置くデトロイト市の破綻は米国内に衝撃を与えている。今後は米国内の産業を守るための保護主義的な動きが強まり、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉でも米国から日本に厳しい注文がつく恐れもある。
(2013年7月19日11時48分 読売新聞)
アメリカの資本主義がモノ造りを放棄し、ひたすら強欲なマネー資本主義に走ったことの結末。GMなどの自動車産業も最後は金融投機に失敗して破綻した⇒https://t.co/0lexGgbscU ★「米 デトロイト市が財政破綻」(NHK) http://t.co/Ufrp67XA03
— Katsuaki Sakai (@beyondaki) July 19, 2013
Great photo gallery --> Bankrupt Detroit http://t.co/4el20LLkj5 pic.twitter.com/qlricwDgVp
— Kira Bindrim (@KiraBind) July 19, 2013
”財政破綻の直接の原因は自動車会社の不振というより、人口流出による税収の減少と、それに伴う市職員退職者に対する福利厚生負担の相対的増大”RT @masakotoroji: デトロイト在住の研究者が、デトロイトの財政破綻について考察 http://t.co/N5veDjng0u
— Yumiko Yamaguchi (@clione) July 19, 2013
NAVERまとめ
【速報】デトロイト、ついに財政破綻(連邦破産法チャプター9適用申請)
ついにあのデトロイトが破産法の適用を申請しました。自治体の財政破綻としては米史上最大。英語でのニュース速報のログをとるなど。申請書類そのものもあります。 更新日: 2013年07月19日RSS
写真でふり返るデトロイトの歴史→かつては米国のエンジンとまで言われたデトロイト http://t.co/yqEkcCCp9b
— Yumiko Ono (@yumikoono) July 19, 2013
スライドショー:財政破綻した米デトロイト http://t.co/4YRnt1xF58 pic.twitter.com/VoJDXVeaC5
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) July 19, 2013
GMなどの巨大企業や金融機関は経営破綻しても税金で救済される。しかし自治体が破綻してもそのツケは市民に押し付けられる。デトロイトもギリシャと同様に緊縮の嵐が吹き荒れるだろう。★「財政破綻で州知事 “成長取り戻したい”」(NHK)http://t.co/tDdDlsUYhc
— Katsuaki Sakai (@beyondaki) July 20, 2013
選挙前の実績作りに税金を株価維持に注ぎ込み、景気の為に法人税減税した穴埋めに消費税増税して内需を縮小させ、破綻したら公共事業を企業が買い漁るロボコップ的世界へ。|デトロイト市が財政破綻、米地方自治体として過去最大 | Reuters http://t.co/VGRCC8mDoM
— George Amano (@TOKYOMEGAFORCE) July 19, 2013
デトロイトを1980、90年代から見てきた在米ツイッタラーさんたちによるトーク。@Kelangdbn さんの「私たちの見てきたデトロイト その衰退の有り様」をお気に入りにしました。 http://t.co/LnBGWQzUi0
— 橋本麻里 (@hashimoto_tokyo) July 20, 2013
デトロイトのYou Tube の映像、かなり衝撃的です。富裕層の住む郊外グロスポイントからデトロイト に入ったとたんに街並みが荒廃しているのがわかります。http://t.co/rARrFPFdb2 これが階層格差なのか・・・。日本でもこれが起きる可能性があるということです。
— 内田樹 (@levinassien) July 20, 2013
世界は「デトロイト化」趨勢のうちにあります。世界どこでも本質的な利益相反は「mobileな人々」と「immobileな人々」の間で起きています。「そこ以外に住む場所がない人たち」「そこでしか生きていけない人たち」が収奪され遺棄される対象となっている。
— 内田樹 (@levinassien) July 20, 2013
破綻直前のデトロイトについての堤さんのレポートをご紹介しておきます。デトロイトの市境にはEnter at your own risk (デトロイトには自己責任でお入りください)という看板が掲げてあります。殺人件数全米一であるにもかかわらず市警のコスト削減が行われたからです。
— 内田樹 (@levinassien) July 19, 2013
10年間で人口が25%減少。犯罪が増えているにもかかわらず市は公共部門切り捨てを実施し、学校、消防、警察の機能が次々と凍結。去年は街灯を半減する「ゴーストタウン化計画」を実施。住民の生活エリアを縮小させる目的だったがそれによって犯罪率がさらに上昇、住民流出が加速した。そして破綻。
— 内田樹 (@levinassien) July 19, 2013
財政破綻したデトロイトはまるごと民間に売却されるに違いない。★「財政の戒厳令?ミシガン州住人 非常事態法に訴訟」http://t.co/eJXACqVN2b ★ウィスコンシン「市民蜂起」の著者のジョン・二コルスさんのレポート<解説>http://t.co/VQtduAgBEE
— Katsuaki Sakai (@beyondaki) July 20, 2013
債権者が狙うデトロイト美術館のコレクション(NYタイムズの記事)。 ゴッホ、ブリューゲル、ヒュースリー、レンブラント、カラバッジョ等の名画を含むコレクションは市の直接の資産。売れば20億ドルになるそう。一方市の負債は180億ドル以上。 http://t.co/aOYKynPbQE
— KawaseY (@jeanplastic) July 20, 2013
学校や病院、警察署までもが廃虚、デトロイトの惨憺たる状況が一目でわかる写真 #ldnews http://t.co/LRZH2e7w9i
— bandeapart72 (@bandeapart72) July 21, 2013
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