菅官房長官「身代金用意せず」、イスラム国との交渉を否定
2015年 02月 2日 17:08
[東京 2日 ロイター] - 菅義偉官房長官は2日午後の会見で、過激派組織「イスラム国」とみられるグループに日本人2人が殺害された事件に関して、政府としては身代金を用意せず、犯人側と交渉するつもりはなかったことを明らかにした。
イスラム国は1月20日にインターネット上に投稿した映像の中で、拘束していた湯川遥菜さんと後藤健二さん解放の条件として、身代金2億ドルを要求していた。菅官房長官は会見で、身代金を用意していたかについて記者から問われ、「それは全くない。100%ない」と明確に否定した。さらに、イスラム国と交渉する気は「全くなかった」と述べた。
今回の事件を受けて、政府は3日、「国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部」の会合を開催し、国際テロへの対抗策などを検討する。菅官房長官は事件をめぐる政府の対応について、まず政府内で検証を行い、有識者の意見も聞く可能性にも触れた。
(梅川崇)
救出の意思のない政府?報ステは外務省が後藤さんの妻に、①直接交渉しない②身代金払わないと伝えていたと報道。官房長官は→Q:身代金の交渉は?菅:まったく国にありませんでした。Q:要求額を下げることも最初から排除?菅:交渉しませんでした。 pic.twitter.com/puDWTtEGt8
— 山本宗補 (@asama888) 2015, 2月 2疑問・何でこの人、身代金用意せずを威張っているのだ?政府の方針はあらゆる手段を尽し人質解放でなかったか。2日ロイター「菅官房長官は会見で、身代金を用意していたか問われ、”それは全くない。100%ない”と明確に否定。さらに、イスラム国と交渉する気は”全くなかった”と述べた。」
— 孫崎 享 (@magosaki_ukeru) 2015, 2月 3イスラム国、テロ集団なので接触できる状況でなかった=菅官房長官
2015年 02月 3日 11:10
[東京 3日 ロイター] - 菅義偉官房長官は3日午前の参院予算委員会で、今回の邦人殺害映像事件を受けた政府対応について、イスラム国は「テロ集団なので接触できる状況でなかった」と述べた。
さらに「政府として効果的な方法を、関係国や宗教関係者、部族長などと、ありとあらゆるなかで対応を取ってきた」と説明した。
菅官房長官は、今回の邦人殺害映像事件を受けた政府対応について、ISILは「テロ集団なので接触できる状況でなかった」と述べた。
※テロ集団だから接触できる状況じゃないって…この人達は問題が起きてから何を全力で取り組んでいたんだろうね… pic.twitter.com/UCEkqJYRZh
— 無外流の狼 (@miburou3) 2015, 2月 3
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