“異例”50人以上欠席 イスラエル首相の米議会演説(03/04 11:55)
イスラエルのネタニヤフ首相がアメリカ議会で演説し、欧米など6カ国とイランが進めている核協議は「悪い取引だ」と強く批判しました。
イスラエル・ネタニヤフ首相:「この取引はあまりに悪いものだ。イランの核兵器への道を防ぐことにならないどころか、道を作り出すものだ」
イランの核問題に対して強硬な姿勢を訴えるイスラエルのネタニヤフ首相は、欧米6カ国とイランが今月末までに枠組みの合意を目指している協議について、「多くの核開発計画を残すことになる」などと強く批判しました。演説は議会で多数を占める共和党が独断で求めたもので、アメリカのメディアによりますと、これに反発した与党・民主党の議員50人以上が欠席する異例の事態となりました。一方、オバマ大統領は「ネタニヤフ首相の演説では、イランが核兵器を保有しないための実現可能な代替案が示されなかった」と反論しました。今回の訪米では、両首脳の会談も行われず、アメリカ政府とイスラエルの溝は決定的となっています。
中道左派のオバマ大統領と極右のネタニヤフ首相、もともと相性の悪い2人が対イラン政策をめぐって全面衝突の危機にある。中東情勢への影響は?
右端で笑顔のお調子者はどちらの味方?
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— sig_yok (@yoksig) 2015, 3月 4
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