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<サンフランシスコ市>女性幹部「橋下氏、訪問なら撤回を」
毎日新聞 5月22日(水)14時44分配信
【ロサンゼルス堀山明子】米カリフォルニア州サンフランシスコ市の女性地位局報道官は21日、毎日新聞の電話取材に応じ、6月に同市訪問を予定している橋下徹・大阪市長に関するエミリー・ムラセ女性地位局長の見解について「橋下市長がもし(サンフランシスコの)リー市長と面会するなら、訪問前に慰安婦問題を巡る発言の謝罪と撤回を求める」と述べた。発言撤回がなければリー市長は面会を拒否すべきだとの立場を明らかにした。
また、報道官は「局長は両市の姉妹都市協会幹部で、協会は橋下市長と面会しないよう、リー市長に要請している」と述べた。一方、面会の撤回については「市として公式見解はまだ出していない」と話した。
ムラセ女性地位局長と協会は16日、それぞれ橋下市長の慰安婦問題に関する発言を批判する声明を発表したが、6月のサンフランシスコ訪問への反対については触れていなかった。
ムラセ局長は日系アメリカ人で、04年から現職。女性地位局は市長直属組織で、局長は市長が任命する。
日経新聞
松井・大阪府知事、先方との会談未定なら「訪米できぬ」
2013/5/22 2:14
松井一郎大阪府知事は21日、橋下徹大阪市長に同行する予定の6月の訪米について「(関係者との会談の約束が取れず)何の予定もなく行けば公務にならない。姉妹提携都市との意見交換がなくなるなら、公務としては行けない」と語った。大阪府庁で記者団の質問に答えた。
一方、橋下氏は訪米に関し同日の市議会財政総務委員会で、現段階で予定通りスケジュールは進めるとしたうえで「状況を見て判断する」と答弁した。その後、記者団に「街の状態を見るのが大きな目的の一つ。視察の目的はあると思う」と指摘。「(公務が入らず)政治家、政党としての活動となれば市税は使えない」との認識も示した。
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