2016年5月23日月曜日

「基地があるが故の犯罪」翁長知事、総理を前に怒り(テレ朝);翁長知事は、事件が起きるたびに「再発防止と綱紀粛正」と繰り返すだけの日米両政府に強い怒りをあらわにしました。 / 「首相と会談の沖縄知事「米大統領と直接話す機会を」」(TBS);「安倍内閣はできることは全てやると、いつも枕ことばのように言っているが、私からすると、できないことは全てやらないというような意味合いにしか聞こえない」「日米地位協定を改定しなければ日本国は独立国ではない」 / 首相「米側に厳正な対処求める」 沖縄の事件で知事と会談(日経新聞) / 翁長知事、オバマ大統領との面談求める 安倍首相と会談(沖縄タイムス) / 沖縄米軍属事件:「オバマ氏に訴えたい」翁長知事、首相に(毎日新聞);会談冒頭では両者とも硬い表情を見せ、報道陣の写真撮影に応じたものの、言葉は交わさなかった。会談は10分余り行われ、菅義偉官房長官も同席した。 / 翁長知事「県民の思い爆発状態」 菅氏に反発 | 2016/5/23 - 共同通信 


会談のなかで翁長知事は、事件が起きるたびに「再発防止と綱紀粛正」と繰り返すだけの日米両政府に強い怒りをあらわにしました

 翁長沖縄県知事:「綱紀粛正とか徹底した再発防止などと数十年間、何百回も聞かされました。しかしながら現状は全く何も変わらない。米軍基地があるが故の犯罪であり、大きな怒りと悲しみを禁じ得ない」

 翁長知事は、沖縄県にアメリカ軍基地が集中していることが問題の本質だという認識を示しました。そのうえで、「日米地位協定を改定しなければ日本は独立国ではない」と述べて、地位協定の改定を強く求めました。・・・



 翁長知事は安倍総理に対し、「今回の事件は絶対許されない。綱紀粛正とか徹底した再発防止などというのは数十年間、何百回も聞かされたが、現状は全く何も変わらない」と述べた上で、「安倍内閣はできることは全てやると、いつも枕ことばのように言っているが、私からすると、できないことは全てやらないというような意味合いにしか聞こえない」と、批判しました。その上で、アメリカのオバマ大統領に、直接、話をする機会をつくるよう要請しました。

 「私は米軍基地の大半を預かる沖縄県知事としてですね、県民の生命と財産、そして将来の子や孫の安心安全を守るために、ぜひともオバマ大統領に直接お話をさせていただきたいと、安倍総理からその機会をつくってくれるよう心からお願いしますと」(沖縄県 翁長雄志 知事)

 翁長知事は「日米地位協定を改定しなければ日本国は独立国ではない」とも述べ、安倍総理に、地位協定の改定を求めたことも明らかにしました。(23日11:20)


 ・・・翁長氏はオバマ氏と「直接話す機会を与えてほしい」と要請、首相に日米地位協定の見直しなど抜本的な対策を求めた。

 翁長氏は「今回の事件は決して許されるものではない。強く抗議する」と強調。「非人間的で凶悪な犯罪が発生したことに県民は大きな衝撃と不安を受けている」と述べた。米軍施設が沖縄に集中していることに事件の原因があるとしたうえで「このような事件が二度と起きないよう、日米両政府の責任で、日米地位協定の見直しを含め、抜本的な対策を講じるよう求める」と要請した。


翁長氏は冒頭、「事件は基地あるゆえの犯罪であり、大きな怒りと悲しみを禁じ得ない」と指摘。沖縄の現状を伝えるため、今週来日するオバマ米大統領と面談する機会を設けるよう求めた。・・・

 翁長知事は「安倍内閣はできることはすべてやるといつも枕ことばのように言うが、できないことはすべてやらないとしか聞こえない」「地位協定の下では、米国から日本の独立は神話であると言われているような気がする」などと強い憤りを示し、地位協定の改定を求めた。


会談冒頭では両者とも硬い表情を見せ、報道陣の写真撮影に応じたものの、言葉は交わさなかった。会談は10分余り行われ、菅義偉官房長官も同席した。










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