2013年6月8日土曜日

米カリフォルニア州のサンオノフレ原発2、3号機を廃炉に。 電力会社は三菱重工に損害賠償を請求へ。

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米加州の原発、廃炉へ 三菱重工の装置に不具合

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発を運営する電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンは7日、蒸気発生器の配管に「異常な摩耗」が見つかり運転を停止している2号機と3号機を、いずれも廃炉にすると発表した。この蒸気発生器は三菱重工業製。

 エジソンは早期再稼働を目指したが、東京電力福島第1原発事故を受け、安全性への懸念を強めた周辺住民が反発。米原子力規制委員会(NRC)の許可が得られず、断念に追い込まれた形だ。

 この蒸気発生器は2009年以降に設置されたばかり。今後、日本が国外への売り込みを狙う原発技術への信頼に影響する可能性がある。

2013/06/08 05:26   【共同通信】

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原発廃炉、三菱重工に賠償請求へ 米電力会社

 【ロサンゼルス共同】蒸気発生器の不具合により、米カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発の2、3号機を廃炉とすることを決めた電力会社のサザン・カリフォルニア・エジソンは7日、問題の蒸気発生器を製造した三菱重工業に対し、損害賠償を求める方針を明らかにした。

 エジソンの親会社、エジソン・インターナショナルのクレーバー最高経営責任者は同日の記者会見で、三菱重工は損失の一部を負担すべきだと強調した。

 二つの原子炉は昨年1月から停止したまま。蒸気発生器の検査や修理のほか、代替電力確保などのためエジソンが受けた損害は、今年3月末時点で計約5億ドル(約490億円)に上る。

2013/06/08 09:28   【共同通信】



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