東京 江戸城東御苑 二の丸雑木林(2011-11-24)
*原発放射能の海への拡散の話題がこのところ続いた。
1.「汚染水、日付変更線まで到達か」(「朝日新聞」11月22日)
海洋研究開発機構が、東電の放射能汚染水が、4~5月で、約4千Km東の日付変更線まで広がっていると公表した。
セシウム137濃度は、11月末で、飲料水基準の1/2,000以下だが、事故前の10倍以上という。
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2.「福島から2千Km、深海5千mにセシウム」(「朝日新聞」11月21日)
同じく海洋研究開発機構が、20日、都内の報告会で発表した内容。
4月18日~30日、福島から2千Kmのカムチャッカ半島沖と、1千kmの小笠原列島沖の深海5千mで、プランクトンの死骸や砂などからなる1mm以下の粒子「マリンスノー」を採取して分析した。
結果、両地点でセシウムを検出。
セシウム137と134の比率などから、原発から出たものと判断。
濃度は解析中という。
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3.「阿武隈川から海へ、1日あたり500億ベクレル流れ出ている」(「朝日新聞」11月25日)
阿武隈川から海に流れ出る放射性セシウムの量は、1日あたり約500億ベクレルになることが京都大、筑波大、気象研究所などの合同調査で分かった。
この量は、4月に東電が海に放出した低濃度汚染水のセシウムの総量に匹敵するという。
調査は、文部科学省の委託により6月~8月に実施された。
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海の汚染については、以前(コチラ)で、
セシウム137の海洋流出について、フランスの研究所が発表した値は東電の発表の20倍になるそうだ、ということ、と
原子力開発機構も推計値を発表しており、セシウム137は東電発表の3倍だった、ということを
ご紹介してます。
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