2012年2月27日月曜日

水俣と共通する「責任逃れ」「曖昧な情報流し」、繰り返してほしくない「被害者の対立」(アイリーン・美緒子・スミス)

「毎日JP」の

特集ワイド:かつて水俣を、今福島を追う アイリーン・美緒子・スミスさんに聞く


を是非読んで下さい。

水俣を撮った世界的に有名な写真家ユージン・スミスの奥さんで、
スリーマイルの事故以来脱原発の運動を進めているという。

記事の見出しは、

共通する「責任逃れ」「曖昧な情報流し」 繰り返してほしくない「被害者の対立」

である。

彼女の言う、

「水俣と福島に共通する10の手口」

とは、

1、誰も責任を取らない/縦割り組織を利用する

2、被害者や世論を混乱させ、「賛否両論」に持ち込む

3、被害者同士を対立させる

4、データを取らない/証拠を残さない

5、ひたすら時間稼ぎをする

6、被害を過小評価するような調査をする

7、被害者を疲弊させ、あきらめさせる

8、認定制度を作り、被害者数を絞り込む

9、海外に情報を発信しない

10、御用学者を呼び、国際会議を開く

という。


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