「ブログ:きまぐれな日々」 さんの記事に
橋下支持の中心は富裕層。湯浅誠は「反橋下」を鮮明にせよ
がある。
4月13日付け「朝日新聞」に湯浅誠のインタビュー記事があったが、ネットの世界では反応がイマイチだったようだ。
しかし、橋下Twitterはその「朝日」の記事に反応したそうだ。
「ブログ:きまぐれな日々」は、この反応を
橋下が湯浅を取り込むための行動とみた。
ちょっと待って、橋下の湯浅取り込みの前に、
「橋下支持の中心は富裕層」というの、
これ、知らなかった。
「ブログ:きまぐれな日々」を以下、一部無断借用する。
(略)
・・・宇城輝人さん(新刊本のジャック・ドンズロ『都市が壊れるとき』の訳者)による昨年11月の大阪市長選の分析を紹介したTogetter「今大阪で何が起こっているのか、『都市が壊れるとき』の訳者が語る」(下記URL)が興味深かったので、これを紹介したい。
http://togetter.com/li/288471
よく、橋下徹を支持しているのは、橋下の政策によって不利益を蒙る低所得層だと言われることが多いが、そうではなく、富裕層ほど橋下を支持していることを示すグラフを宇城さんは示している。
中でも、平均世帯年収と「橋下率」(橋下の得票の当日有権者数に対する比率)は一目瞭然、驚くほど鮮やかな相関を示している。大阪市24区の中でも飛び抜けて平均世帯年収の低い西成区は「橋下率」も際立って低い。
また、完全失業率と「橋下率」には負の相関があり、転入率と「橋下率」には正の相関がある。
つまり、貧乏人ほど橋下を支持しているわけでもなければ、橋下のような人間を支持するのは「大阪人の特性」でも何でもない。
むしろ、よその土地から来た「転勤族」の高所得層や、ずっと大阪にいた人間でも昔からの「土豪」が特に熱心に橋下を応援しているとイメージすべきだろう。
大阪で橋下をもっとも熱心に持ち上げているのはテレビ局(民放の在阪準キー局)だが、テレビ局の正社員たちは大阪人の中でも際立った高収入層だし、よその土地から大阪に出てきた人間が多い。
彼らと大阪の「土豪」が橋下と結託して大阪を支配しようとしているといったところだろうか。
大阪準キー局や東京キー局などのテレビ局は、橋下をあたかも「既得権益の破壊者」であるかのように喧伝しているが、実は橋下こそ「既得権益の守護神」なのではないか。
(略)
もちろん湯浅誠は(飯田哲也とは違って)そんな橋下の思惑に易々と引っかかることはないとは思うが、単にそれにとどまらず、上記のように「よそから来た富裕層と大阪の『土豪』」の利益代弁者にして「既得権益の守護神」たる橋下徹を徹底的に批判する言説を、湯浅誠に期待したいと強く念じる次第である。
宇城さんという方のグラフを下に掲げさせていただく。
確かに貧困層の支持率が高いとは言えない。
大阪の「ヨシモト」枠とか、オバチャンの乗りとか、の理解しかしていなかった、その思考回路を正さなければならない。
これ、自己反省。
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橋下豹変準備中。「厳しいライフスタイル」+「増税」か、「原発再稼動」の二者択一を迫る。
という記事はコチラ
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