2012年4月29日日曜日

橋下豹変準備中。「厳しいライフスタイル」+「増税」か、「原発再稼動」の二者択一を迫る。

東京 江戸城(皇居)東御苑 2012-04-24
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橋下大阪市長が、弁護士話法を駆使して、豹変、或いは豹変準備中らしい。
一つ目は、節電がガマンできないなら原発再稼動しかない。
二つ目は、原発再稼動なければ増税もありうる。

毎日JPの記事
大飯再稼働:「原発か節電か」橋下市長が住民に選択訴え
毎日新聞 2012年04月26日 15時52分(最終更新 04月27日 07時21分)

大阪市の橋下徹市長は26日、関西電力大飯原発3、4号機を再稼働しない場合の夏の電力需給について、「(需要の)ピーク時にみんなで我慢できるかどうか。府県民に厳しいライフスタイルの変更をお願いする。それが無理なら原発を再稼働するしかない」と述べ、「原発か節電か」の二者択一を住民に訴える考えを示した。


 政府は今夏、猛暑で原発再稼働がない場合、関西電力で最大約19%電力が不足するとの見通しを示している。
橋下市長は「産業には影響を与えず、家庭に冷房の温度設定など負担をお願いすることになる。安全はそこそこでも快適な生活を望むのか、不便な生活を受け入れるか、二つに一つだ」と話した。


 橋下市長はこれまで安全性を確認する手続きが不十分なことを理由に原発再稼働に反対してきたが、「理想論ばかり掲げてはだめ。生活に負担があることをしっかり示して府県民に判断してもらう」と強調した。【津久井達】

それから、二つ目。
読売新聞YOMIURI ONLINEの記事
橋下市長「大飯原発の再稼働なければ増税も」

大阪市の橋下徹市長は26日、関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働が認められない場合、代替エネルギー促進などにかかる行政コストの確保のため、「増税も検討しなければいけない」と述べた。
 橋下氏は関西広域連合の7府県2政令市の首長による委員会で発言し、「もし再稼働を認めなければ(府県民に)応分の負担がある」とし、新たに発生する住民負担分を明示することを提案した。
(2012年4月27日07時13分  読売新聞)


上の二つの記事だけでは、なんとも言えないが、なにせ弁護士話法なもんで、読むほうはあらゆる可能性を見ておかねばならない。

結局、二者択一というのは、
①「激しいライフスタイル」と「増税」の組み合わせ、か
②原発再稼動
ということで、
電力会社や野田松下政経塾・官僚いいなり内閣と余り変らぬ「恫喝」みたいなものに帰結するように見える。

底、浅いね。

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「橋下支持の中心は大阪の富裕層」という記事はコチラ
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