2012年4月21日土曜日

福井美浜原発から風船を飛ばして風向きを調べるプロジェクト 数十分で岐阜・名古屋に達する

福井県美浜原発のある水晶浜から風船を飛ばして実際の風向きを調べるプロジェクトがあったそうだ。
正式名は、「ふくい・あいち・ぎふ・みえ 福井の原発からの風向き調査プロジェクト」

ブログ:団塊のブログ こだわりの「物」がたり さん(コチラ)の記事を、以下、無断で一部借用させて戴く。

(引用)

今月の3月3日、「ふくい・あいち・ぎふ・みえ 福井の原発からの風向き調査プロジェクト」が12時に福井の美浜原発ちかくの水晶浜から1000個の風船を飛ばしたところ57個の風船が回収された。
一番早く回収されたのは10分後に関が原を越して岐阜県垂井町で、40分後には岐阜市を越して可児市の今渡で、一時間後の一時には愛知県の一宮市、岐阜市では一時間三十分後に発見されている。
一番とおくで゛発見されたのが知多半島の付け根の愛知県高浜市で3月の8日。

(追記 回収時間について。 
風船を飛ばした時間について主催者のちらしに詳しく説明がないので追記すると、千個の風船を飛ばし終えたのが12時であり、風船は、その2時間くらい前から飛ばしはじめられたようで、最初に発見された垂井での発見は12:10であり到達時間は10分から2時間10分の間である。
上記の到達時間は2時間程度の幅をもってみるもののようです。)

発見された時間は、到達時間ではないから、とにかく福井で原発が事故を起こせば冬の北風にのって放射能は数十分で岐阜や名古屋に達することは間違いの無い事実である事が証明された。

冬の夕方、間もなく雪が降るという日に、高架で高い所にある岐阜駅のホームで西の空を見ていると、黒い雪雲が伊吹山の脇をすり抜けて、関が原・大垣・羽島と新幹線の線路に沿うように愛知県の一宮市・稲沢市を舐めて名古屋市へ流れていくのが見える。
「伊吹おろし」あれが福井から来る放射能だと思うと背筋が凍る。
(略)

今度は、夏の暑い日に、東海大地震の震源域にある浜岡原発から風船を飛ばして欲しい。
本当の事を見てみたいんだ。
(引用終り)

私の実家は京都なんで、福井の原発関連では「地元」の自覚はあったが、この季節は、岐阜・愛知方向も無視できないんだ。
昔、岐阜にも住んでいたことがあるし、今もたくさんの知り合いがいる。
決してヒトゴトではない気がする。

風船回収のマップはコチラにある


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