2011年10月22日土曜日

HOTSPOT in YOKOHAMA (ホットスポット イン ヨコハマ) ストロンチウム検出

10月18日、文部科学省が放射線量分布マップ拡大サイトを開設した。(コチラ
今までぽつりぽつりと順次公開していたものを一括したものと思うが、マクロという点では意味有るのではないか。
また、昨日だったかの報道では、文科省は、全国調査も行うということだ。

しかし、ミクロのレベルでは、いわゆるホットスポットが、マクロのマップでは捕捉できないくらいポコポコと点在しているようだ。
いわばモグラタタキのように。

今日(10月22日)の新聞では、私の自宅から徒歩圏内の小中学校で「目安」を超える放射線量が測定されたという。
以下、10月22日付け「朝日新聞」

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(見出し)
戸塚区の小中学校で目安超える放射線量
屋上側溝・雨どい下など

(記事)
横浜市は21日、いずれも戸塚区の市立舞岡中、市立秋葉中、市立柏尾小の3校で、市の再測定の目安(毎時0.59マイクロシーベルト)を超える0.83~0.75の放射線量を測定したと発表した。
目安を超えたのは屋上の側溝や雨どいの下で、堆積物を撤去した後は数値が下がった。
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一番汚染度の高い(放射性物質の累積度が高い)と思われる屋上側溝・雨どいの下という場所で、除染の対象とすべき1ミリシーベルトに近いとは言え、それ以下ではあるし、「直ちに健康に被害はない」レベルだとは思うが、もし半減期の長いセシウムであったら、除去した堆積物の処理など、どうしたんだろう?と心配する。

同じような記事を見てみると、

同じく
10月22日付け「朝日新聞」では・・・

①「柏の空き地 57.5マイクロシーベルト」

②「乾燥シイタケで基準超セシウム 相模原」


10月20日付け「朝日新聞」では・・・・

①「(横浜市)金沢区の小学校側溝 目安超える放射線量」
(横浜市立能見台小学校で0.69マイクロシーベルト)

②「東京・東村山で2.1マイクロシーベルト 小学校の敷地」

③「狭山茶の銘柄9%が基準超」



10月18日付け「朝日新聞」では・・・

①「足立3.9マイクロシーベルト 小学校の雨どい」



10月15日付け「朝日新聞」では・・・

①「伊東のシイタケ 基準超セシウム」

②「茨城4市でも検出」

③「干し柿加工自粛要請 福島の1市2町」



10月14日付け「朝日新聞」では・・・

①「船橋の「高線量」公園 市測定の最高値 1.55マイクロシーベルト」

②「給食シイタケからセシウム 国基準以下 (横浜)市、使用せず」

③「(横浜市)緑区の小学校で0.92マイクロシーベルト」


しかし、圧巻は横浜市でストロンチウム検出の報道だろう。

10月15日付け「朝日新聞」によると・・・

(見出し)
「側溝にストロンチウム
横浜市発表 129ベクレル 噴水でも検出」
とあり、

記事の概略は、
港北区の道路側溝で1キロあたり129ベクレルのストロンチウム、セシウム3万9,012ベクレルを検出。

新横浜の停止中の噴水の底からストロンチウム59ベクレル、セシウム3万1,570ベクレルを検出。

区内の住民がマンション屋上を自主検査したところストロンチウム195ベクレルが検出されたと通報したことが発端と言う。
「だが、最初に市に報告した住民によると、屋上の物は236ベクレルのストロンチウムが検出された、との説明を市から受けたという。」ともある。

横浜市港北区は福島原発からは250km離れたところにあるが、同新聞の「解説」によると

「20キロ圏内と同程度の汚染

とのこと。


マクロの分布図では安心できないモグラタタキ状況だ。

政府・文部科学省のスタンスは、ホットスポットの通報があればサポートしますよ、というもの。

・・・で良いのか?

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