2011年10月4日火曜日

狭山茶の製茶会社が自己破産  「原発事故がなければ、自己破産にはならなかった」

10月4日付け「朝日新聞」に
埼玉県にある狭山茶の製茶会社が自己破産したという小さい記事があった。
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■狭山茶の製茶会社が自己破産

埼玉県産の「狭山茶」を扱う製茶会社「橋本園」(同県入間市宮寺)が、さいたま地裁川越支部に自己破産を申請したことがわかった。9月30日付。
狭山茶からは東京電力福島第一原発の事故の影響で国の基準(1㌔あたり500ベクレル)を超す放射性セシウムが見つかり、売り上げが急減。資金繰りが悪化していたという。

申請代理人の弁護士によると、同社は狭山茶の取扱量では全国有数の規模だが、4月ごろから販売量が急減していたという。負債額は約5億円。
弁護士は「原発事故がなければ、自己破産にはならなかった」と話している。

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9月30日付け「朝日新聞」に
文科省が測定したセシウム蓄積量についての記事があった。
ヘリコプターで9月8~12日に測定したという。
公表したのは千葉、埼玉県の汚染マップ。
(地図には栃木、群馬などもあるが、これらは既公表である、ということと推測する)

埼玉県に関する部分は、

「埼玉県では、原発から250㌔離れた秩父市の山間部の一部で3万~6万ベクレルにのぼった。

両県とも蓄積量の多い地点では放射線量が毎時0.2~0.5マイクロシーベルトで、このほかの多くは0.1マイクロシーベルト以下だった。」

とある。

地図を見ても、他県に比べて埼玉県には黒い(濃い)部分は少ない。

汚染の時点差なのか、お茶自体の吸収力が強いのか、このマップ自体がおかしいのか、どこか釈然としないお茶の被害である。


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