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福島原発周辺で大幅増加も 川底の放射性物質調査
環境省は11日、福島県内の河川や湖沼など計193地点で、水底の土壌に含まれる放射性セシウム濃度を測定した結果を公表した。緊急時避難準備区域だった真野川(南相馬市)の川底土壌で1キログラム当たり1万5900ベクレルを検出し、今春の前回調査(1820ベクレル)の約9倍となるなど東京電力福島第1原発周辺の一部で大幅に増加した。
環境省は「水流などの影響で放射性物質が移動し増加した可能性も考えられ、継続した調査が必要」と指摘。全体的には横ばいや減少傾向が多かったと分析している。
最高値は浪江町の農業ため池の土壌で9万6千ベクレルだった。
2012/10/11 20:19 【共同通信】
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